仏壇の役割や目的とその必要性についておさらい

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仏壇は家の中のお寺のような存在と考えられてます。

仏壇の最上段には必ず、一段高くしてそこに安置する場所を設けた「壇」があります。

この壇は仏様の世界を象徴するもので須弥山と呼ばれますが、須弥山をかたどったものが須弥壇(しゅみだん)です。

寺院では美しい装飾で象られた須弥壇の上にご本尊が安置されているのを見ることができますが、これは仏教の求める理想の世界を象徴したものです。

寺院の本堂を小型にし、家庭内に安置するようにしたものが仏壇なので、家庭用の仏壇の須弥壇にも「本尊」を祀ります。
そして、ご本尊にご先祖が守られているという考え方のもと、一段下の位牌壇にはご先祖の位牌を祀るのです。

仏壇は拝む人の心を映す鏡

仏壇の前に座るとなぜか自然に姿勢が正され、きちんとした態度をとるものです。
毎朝ご先祖様に家族の無事・日々の感謝の気持ちで手を合わしたり、悔い改めを願ってみたりすることもあるでしょう。

私たち日本人は、日々の生活の中にこのように仏壇があることにより仏様が必ず精神的な支えとなって守ってくれるという思いを自然に持っています。

服装を正し、姿勢を正し、乱暴な言葉を慎むことは子供の躾につながります。
家族そろって仏壇に手を合わせる習慣は、家族への信頼や他人に対する慈愛の心を育て、健全な家庭を築く礎となります。

また、仏壇はご先祖様や親戚のことを学ぶためのきっかけにもなりますので、最近では子供の教育のために仏壇を購入する家庭も増えております。

仏壇の必要性について

仏壇の必要性は大きく分けると3つあります。

仏様に心を向け、安らかに日々を過ごす心の拠り所

昔の日本では、朝起きて身支度を整えたら神棚を拝み、仏壇に向かってご本尊とご先祖に合掌礼拝をして、時間の余裕があればお経を読んでいました。

合掌礼拝したりお経を読誦をしたりと、仏様に心を向けることは心に安らぎをもたらし、心豊かな生活を送る基礎になります。
一家団欒の中に仏壇を置いて、日々の家族の出来事を報告し、潤いある家庭を築いていきたいものです。

先祖霊を供養する大切な場(浄土真宗は例外)

人間は死後約30年間はお正月やお盆、命日などに何回かこの世に帰ってきて、子孫と交わることができるといわれています。

ですから、三十三回忌までは位牌を置くだけでなく、故人の霊を迎え入れ、温かくもてなしてあげる必要があります。

死後30年経つと、霊界に行ってしまわれますので、先祖代々の位牌として合祀し、基本的な供養をすれば良いでしょう。

ご先祖様に礼拝し冥福を祈ることは、自分のためだけでなく過去から未来の子孫へ命を繋いでいく大切な行為です。

毎日お寺に行くのは難しいですが、小さなお寺の役割である仏壇があれば毎日お参りすることができます。

身近な亡き人と対話する場

亡くなられた方が今もどこかで見守っていてくれると考えることは人として自然な思いではないでしょうか。
そして、喜びや悲しみを共に分かち合ってきた大切な人が亡くなった後には、その亡き人と心を共にしたいと思うときが誰でもあります。

そういうときに写真や位牌に手を合わせたり、故人の好きだったものを仏壇にお供えすると、故人と心を通い合わせたように落ち着いてきます。

仏壇を通して亡き人がいつも見守ってくれていると感じられることは、残された人に生きていく勇気を与えてくれるのです。


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