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仏壇の種類を知っておこう
カテゴリ:【 仏壇 】
従来の代表的なものとしては金仏壇(漆塗金仏壇)と唐木仏壇(木地仏壇)があり、どちらも高級なものは百万円を超えます。
浄土真宗の盛んな近畿や北陸では豪華な金仏壇が多く、唐木仏壇は関東以北に多いようです。
最近では日本人の生活スタイルの変化に伴い、伝統的なデザインにこだわらないモダンなデザインの仏壇も増えてきており、これらは一般的にモダン仏壇(家具調仏壇)と呼ばれています。
ここでは、仏壇の種類についてざっくりと解説しています。
それぞれの仏壇の特徴や細かな情報などについては、それぞれの仏壇の種類のページにて解説しておりますので、そちらも合わせて参考にしてみてください。
金仏壇(漆塗金仏壇)
仏壇と聞いたときにイメージされるのがこの仏壇で、全体的に黒の漆塗りで内部が金箔などで飾られてます。
檜(ひのき)、杉、欅(けやき)などの材を使い、木地に黒く漆塗りがほどこされ、内側には金箔を張りつめた華やかで厳かな仏壇です。
内部に荘厳作りといわれる美しい技巧がほどこされて蒔絵、彫刻、錺金具などの日本古来の伝統工芸の技法が集約されており
豪華さが特徴となってます。
唐木仏壇(木地仏壇)
黒檀(こくたん)や紫檀(したん)、欅(けやき)、桑(くわ)などの木材の美しい木目を活かした仏壇です。
桑、花梨、胡桃、桜、鉄刀木(たがやさん)、黒柿、白柿、最高級の屋久杉なども主材料として使用してます。
モダン仏壇=現代風仏壇=リビング仏壇
伝統的な唐木仏壇や金仏壇から彫刻や本尊棚の屋根などなくし、現代のインテリアに合わせたデザインの仏壇です。
モダン仏壇、家具調仏壇、現代仏壇、リビング仏壇と様々呼ばれ方をします。
大きさもデザインももさまざまで扉を閉めておくと家具のように見えます。
新型仏壇
現代の住宅事情や生活様式の変化を考慮して、多種多様な新型仏壇が考案されています。
- コンパクトなミニ仏壇
- 場所を取らない壁掛け式仏壇
- 家具とセットになったユニット仏壇
- 部屋のコーナーを利用した三角仏壇
- 単身赴任や海外在住の人向けの軽くて持ち運びに便利なポータブル型仏壇
- ペット仏壇
昔ながらの仏壇も、今の住宅環境や生活スタイルに合わせて多用に変化しています。