日蓮宗の本尊と脇侍(脇掛)について

カテゴリ:【 日蓮宗

宗派の名前にもある日蓮によって開かれた日蓮宗は法華宗とも称され、法華教を根本経典としています。
木鉦など日蓮宗独自で使われる仏具などもあり、山梨県にある久遠寺を総本山としますが、思想面から様々な分派も成立されています。

日蓮宗の本尊や仏壇に祀る際の選び方などについて、日蓮宗の教えの特徴とともにご紹介していきます。

法華経を教えの中心に置いて徹底化

最澄の天台宗など、仏教では多くから「法華経」を重んじる教えは少なくありませんでしたが、法華経を慈悲と救いをもたらす仏の教えとして絶対視し、教えの中心に置いて徹底化させたのが日蓮です。

法華経の正式名称である「妙法蓮華経」に「南無」(梵語で「帰依する」の意)を冠した「南無妙法蓮華経」の7文字の題目のなかに法華経のすべてが集約されていると説き、この題目を唱える=唱題を信仰実践の基本として位置付けています。

さらに、この教えをよりわかりやすくするために、日蓮は五義と三大秘法を示しています。

五義とは法華経が最高の経典であることを「教」(教え)、「機」(人々)、「時」(時期)、「国」(場所)、「序」(順序)という5つの基準で明らかにしたものです。

そして三大秘法とは「本門の本尊」(大曼荼羅)、「本門の題目」(南無妙法蓮華経)、「本門の戒壇」(唱題の場所)のこと、つまり戒壇で南無妙法蓮華経を唱題することによって成仏がもたらされるとしました。

日蓮宗の本尊と脇侍について

本尊 大曼荼羅
脇侍(脇掛) 鬼子母神、大黒天

大曼荼羅は末世の衆生を救済するために説かれた「法華経」の真理を文字で表したもので法華経に出てくる仏・菩薩や法華経を守護している神々の名が記されています。

仏壇に祀るための選び方と並べ方

日蓮宗の本尊は「大曼荼羅」であり、日蓮聖人の木像を祀る場合は「大曼荼羅」の前に祀るようにします。
脇侍につきましては一般家庭の仏壇では、向かって右側に「鬼子母神」、左側に「大黒天」を飾ることになります。

または、「大曼荼羅」を中心に向かって右側に「多宝塔」や「多宝如来」、左側に「釈迦如来」を祀ることもあります。


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